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【映画】プラダを着た悪魔

プラダを着た悪魔(2006アメリカ)★★★★
THE DEVIL WEARS PRADA (2006.11.18MOVIX六甲 レイトショー1200円)

ジャーナリストを目指してNYにやってきたアンドレア(アン・ハサウェイ。目、デカイ!足、長い!)は、ファッション誌「RUNWAY」の編集アシスタントに採用されるが、待っていたのは鬼編集長ミランダ(メリル・ストリープ)と、サイズ2(日本だと5号!!)、ハイファッションの世界で・・・・・。

「ダサい」アンドレアが、徐々に垢抜けていくにつれ仕事も順調に進み、逆に私生活には暗雲が・・・というガールズ奮闘ストーリー。
ストーリーは定番だけれど、ファッションという華やかな世界、NYやパリのおしゃれな雰囲気、そして、テンポのよいストーリーで楽しく見られました。

服装に無頓着なアンドレアは、同僚に頼んで編集部にあるサンプル品(?)をコーディネートしてもらうのだけれど・・・・もうねー!お洋服がどれもこれも、すごくかわいくて、それだけでウキウキしてしまう。自分じゃ絶対に買えない、似合わない、素敵なお洋服たち。なんたってサイズ6で「太い」って言われる世界なのだよ。6って9号だよ!
アン・ハサウェイのワードローブはどれも素敵だったけど、白いコート+キャスケットの組合わせと、カーキ色のワンピ(CKらしい)で街を走り回るところ、パリで夜道を散歩するシーンの黒いコーディネートが特に印象的!NYではキュート&アヴァンギャルド、パリではシックなイメージで、2時間、服装を見ているだけでしあわせだった。

とはいえ、この映画の魅力は、決してそういう「見た目」の楽しさだけじゃないの。
特にメリル・ストリープは大女優の貫禄アリアリでした。鬼と呼ばれるカリスマ編集者の、外からは見えない孤独や葛藤は、仕事に生きる今の若い女性の悩みと同じだけれど、若い子と違ってそれを表に出せない分、強がっているような、そんな女性をものすごい存在感で演じてた。かっこい~い。若いアンドレアの成長物語とはいえ、軽いタッチの映画をしっかり支えていたのは間違いなくこのメリル演じるミランダでした。

対する、アン・ハサウェイ演じるアンドレアは、見かけこそキュートなものの、あんまり感情移入出来ないキャラだったわね。まっすぐなのはいいけれど、ちょ~っとワガママではないかい?みたいな。でもまぁそこは若さと笑顔でカバーできていたかな。まぁ合格。ただ一点、どんどん濃く、ケバくなっていくメイクはトゥマッチ。いくらなんでも、強調しすぎかと・・・・・

その他の脇役陣はピリッと効いていて、楽しい。私個人としては、中途半端にワガママなアンドレアより、同僚のエミリーの方が何倍も共感が持てたわね。ファッションが本当に好きで、そのために努力を惜しまず、あまり要領はよくない(だろう)けど一生懸命で、才能のある後輩アンドレアに意地悪をするわけでもなく、いいコなのよ。実力社会じゃ割りを喰うタイプだろうし、主役を張るほど印象的でもないけど、その分愛着沸きました。
ミランダの右腕、スタンリー・トゥイッチもナイス。

小さなエピソードも、どれも楽しくて、ミランダがふっかける無理難題(ハリー・ポッターの出版前の原稿持ってこい!とか、嵐の中飛行機を飛ばせ!とか)や、パリコレのシーン(ハイジやジゼル、出てたらしけど判らなかった)、豪華なパーティ・・・・どれもリアリティがあって、ホント見ていて飽きないです。

いかにも女の子が好みそうなファッショナブルサクセスストーリーであり、見る人によっては退屈かもしれない。でも、女は、こういう映画を見て元気を出すのです。だからハリウッドって好きよ。こういう映画を、ピシッと作れるのはやっぱりハリウッドの特権よね。
久しぶりに楽しいガールズムービー、NYとパリの街並み、そして素敵なお洋服がたくさん出てきたというだけで★4つ付けられる映画だというのに、プラスαでストーリーも楽しい、お買い得なオススメ映画です。

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