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【映画】マリー・アントワネット

マリー・アントワネット(2006アメリカ)★★★★
MARIE ANTOINETTE(2007.01.23 MOVOX六甲 レイトショー1200円)

世界的に有名なフランス王妃、マリー・アントワネットのヴェルサイユでの生活を、ソフィア・コッポラ的にキュートでポップ、ガーリーでノスタルジックでキッチュでラブリーに撮りきった作品。
見ていてすごく楽しかったし、わたしは好きだなー。

どこがどうソフィア的かと言うと、それはもう冒頭から顕著なわけです。
ばーんとカメラ目線のキルスティンが出てきて、お付きの者に着替えを手伝ってもらいながら、ケーキのクリームを指ですくって咥える姿。それだけでもう、あ、これはソフィアの映画だな、って。
女の子を女の子らしく描くことって結構難しい気がするけど、それができるのがソフィア・コッポラだと私は思っているのだけれど、この冒頭のシーンからもそれが見て取れました。

あとはもう、色の洪水。ソフィアはこの映画を作るにあたって、ラデュレのマカロンの色を参考にしたと言うけれど、淡いピンクから黄色、グリーン、ブルー・・・・パステルカラーの洪水は、豪華絢爛なヴェルサイユともなぜか調和していて、トゥーマッチに見えるのになぜかうっとうしくない、そんな感じ。
マノロの靴も、たくさんのキュートな衣装も、見ていてとても楽しかった!

物語は、14歳でオーストリアからフランスに嫁いだマリーが、徐々に次期王妃としての生活になじんでゆく様を描いているのだけれど、人々の目にさらされ続け、退廃的な生活に身を置きながら少しずつ変化するマリーの心の様子が、画面を通じて伝わってきた。
ギャンブルに興じ、ファッションに大枚をはたいて昼日中かからお酒におぼれていたのに、出産後はシンプルで簡素な生活を好み、プチトリアノンにこもって公務も放棄。(白い服ばかり着てるのだけど、これもまたかわいい。そうそう、キルスティンはとてもキュートだったわよ!)
結局この人は、死ぬまで少女で、お嬢様だったんだろうな。それがちっともイヤな感じじゃないの。そこがまたソフィア的。

「ヴァージン・スーサイズ」「ロスト・イン・トランスレーション」でも描いてた少女の危うさ、はかなさ、頼りなさ、そういったものにきらびやかさをプラスした作品で、ストーリーだけじゃなく視覚で楽しませてくれました。

そうそう、一点。
靴がたくさん映るシーンで、ただ一足、スニーカー(確かに紐が見えた)が混じっていた気がするのだけれど、あれはソフィアの遊びゴコロ?

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